コラム
学科別データで見る学生の実態
2024.05.28
今回はパンフレットや学科紹介ページには載っていない、学生の実態についてまとめてみたデータを紹介します!
5年間(R2~R6)の入学生について調べたのですが、学科ごとに特徴があって面白いものになりましたよ。
ただ、結論から言いますと、
専門学校って「この分野に興味がある!」とか「この仕事つきたい!」とか「この資格がほしい!」とか、
必要と思った時に、必要と思った人が来るところです。
だから、
年齢や性別を気にして遠慮したり、
札幌工科ってマイナーだから恥ずかしいとか思ったりしないで欲しいな・・・🥺
いろいろな学生が一緒に学んで、地味ながらも確実な成果を上げている、そんな学校です。
自分と同じような人がいると、チョット安心すると思いますので、ぜひ参考にしてみてください✨
1.入学時の年齢
環境土木工学科
7割が高校新卒で、20代前半までの学生が中心です。
でも授業は測量情報科や施工管理科と合同で行うことが多いので、いろいろな年代の友だちができますよ。
造園緑地科
7割が10代ですが、20歳~60歳の方も一定数いるのが特徴です。
ずっと興味を持っていた植物について改めて学びたい!樹木医を目指したい!と、一念発起される社会人の方が集まっています。
ハローワークを通して給付金をもらいながら通えることも後押しになっているそうです。
測量情報科
ほとんどが企業委託生のため、平均年齢も意欲も高い傾向があります。
それは測量士を取るためです。
自力の受験で取るのは結構難しいのですが(合格率10%程度)、本校を卒業すると申請のみで取得できることが動機となっています。
環境土木・造園施工管理科
こちらもほとんど企業委託生ですが、施工管理技士の早期取得を目指すため、若手社員が送られてきています。
2.性別
性別をあげるのは相応しくない時代かもしれませんが、実際、気になる点ではないでしょうか。
全体では9:1で男性が多いですが、学科別にみると造園緑地科には女性も多いです。
3階に女子更衣室(兼、休憩室)があって、他学年や他学科とも交流できる憩いの場となっています。
いつもテーブルにお菓子が置いてあります🍬
3.最終学歴
基本的には高卒の割合が高いです。
高卒者には大学中退や高専3年次修了者も数名含んでいます。
年齢分布に比例して、造園緑地科と測量情報科では短大や大卒者も多くなっています。
出身学部は、環境共生、地球環境、海洋生物、生物機能化学、地域創造などの本校と関わりのある分野や、
経済、経営、歴史、日本文化、法、福祉心理、臨床心理、芸術メディアなどの文系も。
専門学校卒者は、調理製菓、動物飼育、保育、ファッション、映像制作など、
本校とはまったく異なる分野を学んできた方々です。
本校では基礎・基本から教えていくのですが、
学生の学力がバラバラなので、どのレベルに合わせて授業をしていくかが難しいところ。
先生方は様子を見ながら調整しています。
4.高卒者のうち出身学科
高卒者のうち6割程度は普通科から入学しています。
こちらも未経験で当たり前と思って教えているので、そのあたりは心配いりませんよ!
5.出身地
環境土木工学科
半分くらいが札幌近郊、もう半分が道内各地から入学しています。
食事つきの下宿や一人暮らし向けのアパート、コンビニもあるので生活は大丈夫ですよ。
造園緑地科
道内だけでなく、道外の割合も大きいのが特徴です。
「樹木医を目指せる専門学校」というのが少ないので、青森、岩手、東京、大阪、兵庫、山口、鹿児島といった全国から集まっています。
測量情報科
まんべんなく道内各地から入学しています。
環境土木・造園施工管理科
施工管理科は札幌市内が少なく、道東(特に十勝方面)の勢力が強いです。
卒業しても道内各地に友だちがいる、何なら現場でバッタリ会う!ということも。
いかがだったでしょうか?
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