活動報告
事務局亀田の工科ゼミ * 94時間目≪技術士補になりました!≫
2018.12.20
12月13日に技術士第1次試験の合格発表がありました。
本校の学生数名が受験しており、
造園緑地科2年の1名が[森林部門]に合格しました!!
そして…
今年はワタクシもこの試験に挑戦し、
無事、[建設部門]に合格することができました!!
こんな合格証が届きます
「技術士」は技術系で最高位の国家資格で、
年齢・学歴・業務経歴等に関係なく誰でも受験することができます。
技術部門は、建設、機械、森林、環境、化学など20に分かれています。
第1次試験は10月初旬に行われます。
「適性科目」「専門科目」「基礎科目」があり、
内容は、大学のエンジニアリング課程(工学、農学、理学等)程度と書いてあります。
問題は五肢択一のマークシート形式です。
それぞれの正答が50%以上で合格となります。
試験時間は10:30からお昼をはさんで16:00まで。長かったです…。
札幌会場で建設部門を受験した人は500人くらいいました。
周りを見渡すと、年齢は20~30代くらいの人が多かったと思います。
ほとんど男性でしたが、女性も数人いました。
卒業生も見かけましたよ!(今年卒業したTさーん!見たよー!)
受験の感想は…基礎科目が難しかった。
私立文系ですから、未知のものばかりで…。
ただ、受験料が高い(11,000円)ので、絶対に一発で受かりたいという意地で勉強しました笑。
欲を言えば、もう少し良い点で合格したかったです。
(基礎科目はあと1問でも間違えば不合格でした、危ない危ない)
さて、
この第1次試験の合格者や、JABEE認定の教育機関を修了した者は、
登録すれば「技術士補」を名乗ることができます。
そして技術士の元で修行を積み、第2次試験に合格すれば「技術士」となります。
また、第1次試験の合格者は官報に名前が掲載されます。
卒業生の名前もありました。
測量情報科を卒業してコンサルに勤めているAさん、
北海道開発局にお勤めのKさん、北海道庁のKさん!見つけましたよ!
やっぱり民間企業でも、公務員でも、
技術職は自己研鑽に努めているんだなあということがわかりました。
ちなみに今年の第1次試験全国合格率は、建設部門34.0%、森林部門40.5%で、例年より低めでした。(近年は40%、50%くらいが続いていました)
来年は試験方法が改正されるそうです。
学校としてそれに合わせて学生を支援できるよう、取り組んでいきます!