授業・実習
事務局亀田の工科ゼミ * 96時間目≪プロから学ぶガーデニング実習≫
2021.06.11
ご無沙汰しています、生きてました、事務局の亀田です。
新型コロナだオンライン授業だなんだと、ちっともブログを書く時間が取れなかったのですが、
少し落ち着いてきたので、最近の実習の様子を紹介します!
造園緑地科の園芸実習では、㈱サンガーデンさんの仕事場にお邪魔させてもらっています。
丘珠にある介護老人施設おおぞらで、中庭の花壇づくりをお手伝い。
今回はその2回目です。
ご指導してくださるのはガーデンデザイナーの土谷美紀さんと土谷龍太郎さん。
道の駅「花ロードえにわ」に隣接する、ガーデンエリアの設計にも携わった、一流のガーデンデザイナーさんです。
まずは花壇の土をきれいに、雑草などを取り除きます。
肥料をまきます。
今回植える花の種類についてレクチャーを受けています。
ヒマワリ、マリーゴールド、ジニア、ペチュニア、ロングランなど。
どんな色、特徴があって、どんなふうに成長していく植物なのか、真剣にメモとる学生たち。
庭づくりを仕事にするには、当然、たくさんの植物の知識がなければなりませんからね。
まずは100種覚えるのが目標。
花の種類がわかったら、配置を決めて植えていきます。
まず花の正面(顔)を決めて、大きさや高さによって場所を決める。
1以外の奇数(3とか5とか7とか)の集団で置くと良いんでしたよね!
深さは深すぎてもダメ、浅すぎてもダメ。やりながら覚えます。
説明は聞いたけど、学生たちは正解のない花の配置に悩んでいました。
そんな時は土谷先生に相談して動かしてみると、あーなんだかしっくり来た。
先生がやると違うなぁ。
植え終わったら、沿道に出てしまった土を集めてきれいに掃除。
最後に、たっぷり水を与えましょう!
なんて、園芸の本によく書いてありますが・・・たっぷりって人によるから困りますよね。
先生によると、1株ずつ「1、2、3」と上からしっかり水をかけるくらいとのこと。
こういうことも、実際にやってみるからわかります。
学生に実習の感想を聞きました!
炎天下だったけど、みんなで協力して効率よく作業できて良かったです。
花の植え方、土の掘り方、見栄えが良くなる配置を考えるのがまだ甘かったので、
反省を次の実習に活かしたいです。(ゆうき)
雑草取りをあまり重要視してなかったけど、大事な工程だということがわかった。
先生の説明が難しく聞こえたけど、実際やってみると思ったより簡単で理解できた。(けんた)
この日は札幌では珍しい6月に29℃が予想された日。
みんな暑い中よくがんばっていました!
これからこの中庭がどんなふうに成長していくのかが楽しみです。
次の園芸実習は2週間後!
このコラボ実習の動画はこちらからどうぞ!