同窓会「モエレ会」 | 学校法人常松学園札幌工科専門学校

会長挨拶

札幌工科専門学校を卒業された卒業生のみなさまへ

札幌工科専門学校同窓生ほか関係各位におかれましては、如何お過ごしでしょうか？

平成27年の総会以降、2年ほどが経過したわけですが、この間、私たちの取り巻く環境は大きく変化しています。　国際的には、一昨年のイギリスによるEU離脱に始まり、アメリカ大統領の交代、北朝鮮によるICBMの発射実験などがあげられます。また、　国内的には、平成28年の熊本地震（4月14日）、台風１０号による岩手県の豪雨災害（8月30日）、私たち北海道においても、8月17日・8月21日・8月23日の3台風の上陸に伴う甚大な降雨災害と災害の絶えない1年でした。そして、札幌と十勝を結ぶ大動脈一般国道２７４号は、約1年の通行止めを経て、昨年10月28日供用開始したのは記憶に新しいところです。

地球環境が変化しつつあるのか、以前には考えられないような自然災害が頻発している中、政府では、これらの自然災害の減災やインフラの長寿命化を目的とした、国土強靱化計画を着実に推し進めており、私たち土木・測量・造園・環境に関わる技術者は、これら社会のニーズに応えていく必要があります。

このように変化してゆく社会環境の中においても、札幌工科専門学校は、社会インフラを下支えする、優秀な技術者（卒業生）を数多く（平成29年度末予定者を含め903人）輩出してきました。　そして、同窓会の活動も卒業生の増加に伴い、卒業生同士の交流の場の提供として、2年に1度の定期総会と懇親会を開催してきており、平成30年は定期総会の開催の年となります。開催日程等詳細は、案内状をもってお知らせすることになりますが、働き方改革、工事現場における週休2日制導入など変化する社会背景もあることから、夏場の開催で計画しております。更に平成27〜29年度の卒業生は、若年卒業生対策として一定のインセンティブもありますので、この夏お世話になった、理事長先生を始めとする先生方や同級生・諸先輩と近況報告や情報交換として、ご臨席のほど、お待ちしております。

札幌工科専門学校　同窓会長　古城　学