短期間で建設技術者育成のための「企業委託生制度」
人材開発支援助成金を利用できます。
企業委託生制度のご案内
近年の公共事業削減による建設技術者の減少に加え、震災の復興や国土強靭化基本法案等による公共投資の急増を受け、今、建設業界は深刻な技術者不足に陥っています。
更に老朽化する道路や橋等の維持管理に伴う建設技術者の必要性は高まっていますが、ご存知のように現在は産業構造の変化や若年者の価値観の変化、理系離れなど建設業界への希望者が減少し続けています。このままの状況では技術者の高齢化、若年技術者の慢性的な不足が深刻化し、若い技術者の確保がますます困難になると予想されます。
今後、このような情勢に対応していく為には、企業独自で中長期的展望に立ち、積極的な自社の人材育成・確保に努力しなければならないでしょう。
つきましては、本校の企業委託生制度を利用されてはいかがでしょうか。この制度は、各企業で採用した社員(高卒以上)を本校に委託生として入学させ、本校で責任を持って技術教育を行う制度です。また、学校の休み期間や企業実習期間に、各企業で研修(仕事)をすることにより、卒業までには各企業に合った即戦力が養成されます。
また、厚生労働省の人材開発支援助成金を利用することが可能です。
(助成金については、北海道労働局雇用助成金さっぽろセンター(TEL:011-788-9070)に確認してください)
なお、詳細やご不明な点は、お気軽に本校事務局にお問い合わせください。
国土交通大臣認定・登録、厚生労働大臣指定校だから
資格取得がどこよりも早く!確実!
Point1
高校卒業後1年で測量士補・3年で測量士〈国家試験免除〉
測量情報科(1年課程)環境土木工学科(2年課程)は、卒業時に国家試験免除で測量士補、実務2年後に測量士を取得できます。
■測量士補・測量士
■測量士補 ■測量士
年数 | 大学 (指定学科) |
環境土木 工学科 |
測量 情報科 |
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高校卒業 | ||||||
1 | 大学4年 | 本校2年 | 本校1年 | |||
2 | 測量士補 | |||||
3 | 測量士補 | |||||
4 | 測量士 | |||||
5 | 測量士補 | 測量士 | ||||
6 | 測量士 | |||||
└〈国家試験免除〉┘ |
Point2
高校卒業後3年で土木施工管理技士、造園施工管理技士取得〈国家試験免除〉
環境土木・造園施工管理科(1年課程)では、環境土木工学科や造園緑地科(2年課程)と同様に卒業後実務2年で2級施工管理技士を受検できます。
全国唯一の最短コースです。
<令和6年度受検資格の改正に対応>
環境土木工学科(2年制)・造園緑地科(2年制)
在学中、1年目に2級1次、2年目に1級1次の受検に向けて指導をすることができます。
1級の早期取得を目指すなら、2年制への入学もご検討ください。
環境土木・造園施工管理科(1年制)
基本的には在学中に2級1次の合格に向けて指導を行います。
工業・農業高校出身者や入学前に現場経験がある者については、希望があれば1級受検もサポートします。
<指定学科のメリット>
令和10年度まで・・・実務経験2年で2級2次検定を受検可能、実務経験5年で1級受検可能
令和11年度以降・・・土木種目の2級の一次検定のうち工学基礎に関する問題を免除
■1、2級土木施工管理技士・1、2級造園施工管理技士(令和10年度まで)
■2級 ■1級
年数 | 大学 (指定学科) |
環境土木工学科 造園緑地科 |
環境土木・ 造園施工管理科 |
高校 (指定学科) |
高校 (指定学科以外) |
|||||
高校卒業 | ||||||||||
1 | 大学4年 | 本校2年 | 本校1年 | |||||||
2 | ||||||||||
3 | ||||||||||
4 | 実務2年 | 実務3年 | ||||||||
5 | 実務2年 | 実務4年 6ヶ月 |
||||||||
6 | 実務1年 | |||||||||
7 | 実務5年 | |||||||||
8 | 実務3年 | 実務5年 | ||||||||
9 | ||||||||||
10 | 実務10年 | |||||||||
11 | ||||||||||
12 | 実務11年 6ヶ月 |
Point3
在学中に2級造園技能士、園芸装飾技能士資格取得可能
造園緑地科(2年課程)では、1年次に3級を全員受験し2年次に2級を受験できます。環境土木・造園施工管理科造園コース(1年課程)は、3級造園技能士が受験できます。
Point4
樹木医補・自然再生士補資格認定校
造園緑地科(2年課程)では、一般財団法人日本緑化センターの「樹木医補・自然再生士補資格養成機関」に登録されており、卒業後には樹木医補・自然再生士補に認定され、樹木医・自然再生士を通常実務7年が必要のところ1年で受験できます。
企業委託生制度のメリット
- 短期間で国家資格を取得
- 定着率が高い地元出身の若い技術者を獲得できる!
- 高校生の中には、進学したくてもできない事情の生徒も多く、企業委託生の相談には進路指導担当の先生も積極的に応じてくれます。
- 本校のカリキュラムにより実力のある技術者を育成!
- 企業研修により卒業まで各企業様に即した技術者を育成!
- 厚生労働省人材開発支援助成金を利用できます。
企業委託生制度募集要項
応募資格
- 企業より推薦された高校卒業以上の者、又は卒業見込みの者(社員または内定者)。
選考方法
- 入学志願票及び成績書類・健康診断書・企業推薦書・学力検査(数Iの基礎的問題)・作文(800字程度)・個人面接により選考します。
※詳しくは募集要項をご覧ください。
学費
- 令和7年度入学生より企業委託生の授業料免除は廃止することにいたします。
- ただし、2年制学科の特別コースに合格した場合は、特例D(授業料のうち2年間で20万円免除)が適用されます。
環境土木工学科/造園緑地科
入学金 | 学費 | |
---|---|---|
初年度 | 15万円 | 92万円 |
2年次 | ─ | 92万円 |
合計 | 199万円 |
測量情報科/環境土木・造園施工管理科
入学金 | 学費 | |
---|---|---|
初年度 | 15万円 | 92万円 |
合計 | 107万円 |
※その他、教科書・教材費として年間25〜30万円を必要とします。
人材開発支援助成金
企業が、雇用する労働者に対して職業訓練などを計画に沿って実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する制度です。企業委託生制度を利用される企業は、下記のコースいずれかを活用できます。2024年3月現在、助成率が最も高いコースは①です。
①事業展開等リスキリング支援コース
適用学科 | 全学科 |
---|---|
経費助成 | 対象経費の75%(最大50万円) 本校の場合・・・50万円程度 |
賃金助成 | 授業60分あたり960円 本校の場合・・・86万円~96万円程度 |
②人材育成訓練
適用学科 | 全学科 |
---|---|
経費助成 | 対象経費の45%(賃金要件又は資格等手当要件を満たす場合+15%) 本校の場合・・・35万円~50万円程度 |
賃金助成 | 授業60分あたり760円(賃金要件又は資格等手当要件を満たす場合+200円) 本校の場合・・・68万円~96万円程度 |
- ※上記の各金額は1人あたりの金額(中小企業の場合)です。
- ※本校の授業時間は年間約900~1,000時間です。
- ※賃金助成は、企業の定める就業時間内に行われた訓練が支給の対象となります。
- ※詳細は、北海道労働局雇用助成金さっぽろセンター011-788-9070にお問い合わせください。
企業実習と夏季・冬季・春季休業について
この期間に会社に戻り企業研修(就業)することが可能です。
※年度により、休業日数は変更があります。
環境土木工学科/造園緑地科
年次 | 1年次 | 2年次 |
---|---|---|
企業実習 | 約10日間 | ─ |
夏季休業 | 約15日間 | 約10日間 |
冬季休業 | 約20日間 | 約15日間 |
春季休業 | 約30日間 | 約45日間(授業最終日から3/31までの日数) |
合計 | 145日間 |
測量情報科
年 次 | 1年次 |
---|---|
夏季休業 | 約20日間 |
冬季休業 | 約15日間 |
春季休業 | 約40日間(授業最終日から3/31までの日数) |
合計 | 75日間 |
環境土木・造園施工管理科
年 次 | 1年次 |
---|---|
企業実習 | 約10日間 |
夏季休業 | 約20日間 |
冬季休業 | 約20日間 |
春季休業 | 約45日間(授業最終日から3/31までの日数) |
合計 | 95日間 |
企業委託生制度の流れ
(1年制学科に入学する場合)
時期 | 流れ |
---|---|
▼随時 |
関係者:企 業 入学者の決定 |
▼随時 |
関係者:企 業受験者 体験入学 [体験入学詳細] 参加は必須ではありませんが、ぜひ一度学校を見に来てください。 |
▼10月1日〜 |
関係者:企 業→本 校 出願 □ 入学志願票(募集要項冊子に挟み込みの用紙) [資料請求] □ 成績書類 □ 企業推薦書 [ダウンロード] □ 健康診断書 [ダウンロード] □ 雇用保険被保険者証の写し(内定者は内定通知書の写し) □ 受験料(体験入学参加者は免除) |
▼願書受付後 |
関係者:本 校→受験者 受験票発送 |
▼希望の受験日・受験地にて |
関係者:受験者 入学試験 ただし定員になり次第締切ります。 |
▼受験日より10日以内 |
関係者:本 校→企 業受験者 合否通知 |
▼合格通知より2週間以内 |
関係者:企 業→本 校 入学手続き 入学金(1名につき15万円)を納入してください。 |
▼〜入学まで |
関係者:企 業合格者 入学準備 住居の決定、引越し準備など。 |
▼2月20日前後 |
関係者:本 校→企 業 本校より「年間訓練計画」と「疎明書」をメール |
▼入学1ヶ月前まで |
関係者:企 業→労働局 北海道労働局へ訓練実施計画届の提出 労働局HPより各種様式をDLし、書類を作成して申請してください。 |
▼3月上旬 |
関係者:本 校→企 業 学費・教材費の案内、入学関係書類の送付 |
▼〜3月31日 |
関係者:企 業→本 校 学費・教材費納入 学費は一括または4回まで分納できます。教材費は分納できません。 |
▼4月上旬 |
関係者:本 校企 業学 生 入学式 |
▼在学中 |
関係者:学 生、本 校→企 業 授業・定期試験(年4回) 定期的に企業へ出欠状況や試験結果を通知します。 |
▼翌3月中旬 |
関係者:本 校企 業学 生 卒業式 |
▼翌3月下旬 |
関係者:本 校→企 業 本校より「年間訓練計画(確定版)」と「OFF-JT 実施状況報告書」をメール |
▼支給申請の前まで |
関係者:企 業→労働局 北海道労働局へ訓練実施計画変更届 労働局HPより各種様式をDLし、書類を作成して申請してください。 |
▼訓練最終日から2ヶ月以内 |
関係者:企 業→労働局 北海道労働局へ支給申請 労働局HPより各種様式をDLし、書類を作成して申請してください。 |